こんにちはキャンツーに目覚めたKaniです。
この度とうとう寝袋を新調することにしました。
あの人気?超コンパクト+軽量の例のアレ
NatureHikeのこの寝袋から卒業することに決めました。
この寝袋さ・・・・・ホント死ぬほど寒いんよ。
毎回山の上のほうでテント張ると夜中の冷え込みで何度も起きながら朝を迎えていました。
もう寒さとはお別れして春と秋のキャンプでぬくぬく寝られる寝袋を購入する事に決めました。
使用回数150回以上で同じものを3個購入するほどの愛用ぶりでしたが、寒さには勝てませんでした。
寝袋選び 素材とラインナップ
新しく寝袋を購入するにあたって
・ダウン
・化繊
こちらの2択を強いられると思うのですが。
簡単に説明すると
・ダウン
コンパクト 暖かい 高い 水にぬれると使えない
・化繊
かさばる 安い 水濡れても使える
お互いメリットとデメリットを持ち合わせていますね。
私が寝袋を購入する前に候補に入れたラインナップは
・Amazonの8000円くらいの寝袋(ダウン)
怪しいレビュー、とにかく安い 鳥小屋みたいな匂いのオマケ付きらしい
・NANGA の寝袋(ダウン) 約¥40000-
安心と信頼の大手メーカー 高い
・モンベル バロウバッグ(化繊)約¥20000-
こちらも外れなしのモンベル製 NANGAに比べリーズナブル
・HAWKGEAR 5000円の寝袋(ダウン)
今回購入した寝袋
これが購入候補でした。
ホークギアの寝袋を購入した理由
本当は化繊の寝袋より多少お金を出してダウンの製品を購入するのがベストなのですが
はっきり言うと安さに釣られた。
これが一番大きい理由です。
その他に
・雨に濡れるシーンが多い(バイク移動なので)
濡れやすいパッキングなので化繊に軍配が上がった。
・ダウンの寝袋が単純に高い
寝袋に4万円かぁ、他の物買えるなあと
あと中華メーカーのダウンの寝袋のレビューがなんか微妙(鳥小屋の匂いて・・・
・化繊買うなら別に安いのでもいいや
冬は想定していない(どれだけ寒くても0℃までしか使わない)
・-15度が恐らくありえないだろうが0度は大丈夫そう
という考えがありました
最低気温0度は予想通り、作戦勝ちした気持ちです。
では早速、インプレに移りたいと思います。
実際に使用してみました
届いたのでまず色んなものと大きさを比較してみます。
あー・・・やっぱでかいなあ
比較対象
・スリッパ
・NatureHike くそ寒い寝袋(左下)
・HAWKGEAR 今回の寝袋
・モンベル ムーンライトⅠ型(右)
テントより大きい寝袋でした
恐らくムーンライトⅡ型くらいの大きさがあると思います(Ⅱ型持ってないけど)
話は変わりますがムーンライトのテントの耐久性すごいですよ、100回以上使ってますがまだ現役、新モデルに買い替えたいけど壊れる気配がないので買い替えができない。
予想以上に大きい寝袋に少し戸惑うものの、耐寒温度-15℃だもんそりゃあ当たり前だよねと前向きにとらえる。
ベッドの上に広げて中に入ってみました
条件は室温28℃
感想は 「暑い!!!!」 すぐ出ました。
でもー15度はどう考えても無理だろうなと直感で理解する。
暑いのは暑いで安心なのでキャンプ場に持ち込みレビューをします。
いざ、実地で使用してみた
今回は9月中旬のバラギ湖キャンプ場にて使用しました。
標高は1300mで夏でもカラッとした空気で快適に過ごせる避暑地。
天候:晴れ 気温:日中20℃ 夜間8℃
この気温はネイチャーハイクのコンパクトシュラフで寝た場合、地獄を見る気温です
数々のトラウマがあるので結構緊張する。
今回のバラギ湖キャンプ場は予約不要のフリーサイトで連休中ということもあり大混雑、到着した時には7割以上埋まっていました
もちろんの事、横にあるカンパーニャ嬬恋も満席で予約が取れません。
スケジュール
11時に到着し設営をして一息。
13時からバラギ湖で魚を釣り
16時からごはんタイム
20時くらいからテント内でゴロゴロする流れでした。
キャンプ場横のバラギ湖の風景
魚釣りができますが難易度は高め、40cmほどのニジマスを無事キャッチすることができましたが、周りは全く釣れていませんでした
その割に結構な料金とるよね(午後券3300円でした)
魚を焼いて食べました。
ちなみにスーパーで買ったニジマスです、だって釣れないと思ってたし・・・
いろいろと満喫して寝袋の出番がやってきました。
ムーンライト1型の中に広げた図
180cmくらいの身長でも余裕で使用できる大きさ
まぁ私はもっとチビですが、寝袋の中は広々していて寝がえりを打ったり膝を曲げたり、インナーシュラフを使用したり毛布を入れたりする事もも問題なさそう
どちらかといえばしっかりした体格の人は密着感が出てもっと暖かさを感じると思います。
午後8時過ぎ 気温は11度
服装は
半袖綿Tシャツ ユニクロフリース ジャージ(上)
パンツ ジャージ(下) 裸足
寒いのか暑いのかはっきりしない服装ですね
全然いける、むしろ少し暑いくらい。
0時 気温8度
横のテントの子供が夜泣きして起きる
ついでにトイレに行くため外にでると息が白くなるほどに寒い、星がきれい
外から帰ってきて寝袋に入るとぬくぬく、全然余裕!
そのまま朝まで起きることなくぐっすり
6時 多分7度くらい
寒さで起きるも寝相の悪さで寝袋から上半身がはみ出していた。
だいたい寒いときは足が冷たくて我慢できないものだけど、今回裸足にもかかわらず足先の寒さは一切感じることなく朝を迎えることができた。
明け方になってなんで裸足なんだ俺は馬鹿かよ、と靴下を履いたらもっと快適になった。
この気温で足が寒くない事に驚きを隠せない、もっと早く購入すれば良かった・・・
一晩使ってみた感想
薄着での快適温度は8℃前後、そこから先は肩口が広いのでそこから冷えてくるが、顔のまわりを紐でギューッと絞れる作りになっている(らしい、気づかなかった)
しかし商品が謳っている-15℃はまず無理でしょう、仮に着込んでも危険だと思います。
着込んでカイロなどで対応できる温度がせいぜい0℃くらいでしょうね。
そこからインナーシュラフ等の使用でもう少し寒くても何とか行けそう!
多少オーバーな宣伝文句はありますが、中綿はしっかり詰まってますしチャックなどが極端に弱いようには見えず、実際チャックの開け閉めはスムーズに行うことができるので中華製品によくある粗雑な作りではありませんでした。
また、多少の糸のほつれ等はありますが、それはこの価格帯の商品すべてに言えることですので、気になる人はメーカー品を購入する事をお勧めします。
使用する気温にさえ注意して使用すれば5000円の値段でこのパフォーマンスは高いと言って良いのではないでしょうか。
個人的にこのシュラフは当たりだと思っています。
が、一つものすごいデメリットがありました。
ものすごく収納が大変、どうやって丸めて梱包したんだよってくらい付属の袋が窮屈。
端からくるくる丸めてしまうのははっきり言って無謀ではないかと思えるほどの大変さ。
収納のコツは丸めずに端っこからギュウギュウ詰めていく事
もしこのレビューを参考にして購入する人はここだけ覚えていてほしいです。
まとめ
-15度での使用は無理です、死にます。
しかし春や秋の氷点下にならないくらいの気温で使用するとものすごく快適であると言えます。
・頑張って使用できる気温は0℃くらい
着込まずに快適に使用できるのは8度くらい
・5000円にしてはクオリティは高め
中綿もしっかり均等に詰まっています
・しまうときものすごく大変
上記の3点と、あくまで低価格商品の中で比較すると非常にいい製品であると言えます、Youtuberこの寝袋を推している動画結構出してますね。
個人的に春、秋のキャンプでの使用には間違いないと思います。
ただ、お金を出せるのならモンベルのバロウバッグを候補に入れるべきだと思います
こちらの商品と比べてみて、そこまでのクオリティを求めていないと思ったらホークギアの寝袋を購入するといいと思います。
今回のレビューした商品たち